- 面接ロープレからいざ面接へ
- 内定には回答期限がある
- 転職希望先の優先順位をしっかりと決めることが大切
面接ロープレからいざ面接へ
前回の続きですが、いよいよ書類選考が進み求人に応募した企業との面接日程の調整がはじまります。
リクナビNEXTなどの求人サイトと人材紹介会社との大きな違いの一つとして、面接対策の有無があると思っています。
人材紹介会社にもよるのですが、人材紹介会社では求職者側の担当と求人企業側の担当で担当が分かれているケースが多いのですが、求職者担当は求人企業担当と情報交換をしており、応募する企業が求めているスキルや経験、人物像などを事前にヒアリングしているケースが多いです。
当たりの求職者担当がついてくれるとこの辺の情報を元に面接対策を実施してくれます。面接時の傾向と対策のような、よくある面接時の質問などの内容も共有していただくことができます。これは非常にありがたいです。面接の突破率はもちろんですが、こちらとしても求められていることとやりたい(できる)ことがずれていると入社後にお互い不幸なことになります。
事前にミスマッチや面接対策ができることは人材紹介会社を活用する大きなメリットの1つだと思います。
実際にぼくも面接対策の一環で面接ロープレをしていただいたのですが、受け答えの言い回しなど非常にためになることが多くこれだけでも人材紹介会社に登録してよかったなと思いました。
内定には回答期限がある
面接対策の効果もあり、7社面接に進み幸い3社から内定をいただくことができました。しかし、まだ2社ほど面接を控えていることもあり、全部でそろってから検討しようとのんびり構えていたところ、求職者担当のAさんから「内定がでてから原則1週間以内に回答する必要があります」と伝えられました。
つまり、選考中の2社を辞退して内定をもらった3社から転職先を決定するか、内定を辞退して2社の選考を進めるかの選択に迫られました。
最初に脳裏に浮かんだのは「求職者担当も営業だからぼくの内定承諾を月内に押し込んで売上を確定させたいのかな」と思いましたが、のちに転職する人材会社で本当に求人企業から内定承諾の回答期限は比較的短期で設定されるという事実を知り、少し疑って悪かったなと反省しました。
内定承諾に期限を設けることはある種必然で、求人企業も同時進行で選考を進めているので求人枠が埋まれば該当の求人をクローズする必要があります。同時進行で進めて1枠しかない求人に複数内定を出すわけにもいきません。したがって内定を出した求職者に早期回答を求めることは非常に合理的だったのです。もちろん、求職者担当がどうしても売上を作りたくて急かしているケースもあると思いますが。
転職希望先の優先順位をしっかりと決めることが大切
ここでの学びは転職をする際には応募する前に転職希望先の優先順位をしっかりと決めるということが非常に大切ということでした。
例えば応募企業を10社に絞ったとしてランダムで応募をすると第二志望のA社から内定がでたけど、第一志望のB社はまだ2次面接で内定まであと2週間近くかかるというようなケースが発生します。
第二志望のA社を内定辞退して無事に第一志望のB社からも内定が取れれば理想ですが、A社を辞退してB社からお祈りメール(面接不合格)が届いた日には目もあてられません。
各企業ごとに内定までのおおよそのスケジュール感は提示されているはずですので、しっかりと逆算してスケジュールを組んでくださいね。
そんなこともあり、3社の内定先から転職先を決定するか、2社の選考を進めるかという決断を迫られたわけですが、幸い転職先の候補として面接を通じて転職意欲が高まった企業が内定3社のうち1社に含まれていたので、これにてぼくの転職活動はクローズということで求職者担当の方に内定承諾をお伝えしました。
ぼくが内定承諾したのは当時100名前後の人材会社で大阪支社の立ち上げフェーズでした。もともとインターネット企業かつ50名未満の企業に絞って転職活動をしていたぼくに違った選択肢を提供してくれたインテリジェンス(現パーソルキャリア)のAさんには本当に感謝しています。
ここまでべた褒めするとインテリジェンス(現パーソルキャリア)の回し者かと思われるかもしれませんが、すでにAさんはインテリジェンス(現パーソルキャリア)を退職しており、他の担当の方はほとんど存じ上げませんので、これからの転職活動でインテリジェンス(現パーソルキャリア)への登録だけを強くおすすめするつもりはありません。
規模や特徴で複数の人材紹介会社に登録して求人票を見比べることを前提に担当さんが合う合わないもあると思うので、その時は別の紹介会社に登録するなり、担当を変更してもらうなりはしたほうがいいと思います。
いずれにしても、転職は人生において非常に重要な決断の一つです。逃げや妥協の転職で履歴書をむだに汚さないようにしてくださいね。ぼくみたいに苦労しますよ。
次の職場は人材系ベンチャーの大阪支社立ち上げということで決まりました。この話もまたおいおいお伝えできればと思います。これにてはじめての転職活動編はいったんおしまいです。
本日もありがとうございました。
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